リユース・リサイクル事業

ごみ処理中に発生する副産物の再利用

ごみから再生エネルギーや再生資源が生み出されます。
ごみを再資源化することで、埋立物の減量と生活に役立つ資源に生まれ変わります。

  • 溶融スラグ

    燃焼溶融炉で熱分解カーボンを燃やしてできた灰を溶かしてできる砂粒のようなものが「溶解スラグ」です。
    道路のアスファルト舗装や、コンクリート二次製品の材料として利用されます。
  • ミックスメタル

    間違ってごみに混入した金属類(鉄やアルミなど)は熱分解ドラムの温度約450℃では溶けず、また空気が無いので酸化されない状態で回収することができます。これが「ミックスメタル」で、再生金属の材料として利用されます。
  • 精製塩

    排ガス中の塩化水素や硫黄酸化物は、バグフィルタに重曹系の脱塩剤ソルティクルを吹き込み、これと反応させて除去します。反応後の生成物を回収し精製したものが「精製塩」で、冬に雪が積もる地方の道路の凍結防止剤や、プールの除菌剤の原料などとして利用されます。
  • 電気エネルギー

    ごみを燃やした時に発生する熱を利用して水を蒸気に変えて、発電に利用します。
    蒸気の圧力でタービン(羽根)をまわし、発電機で電気を得ます。発電した電力は、施設内でエアコンや照明等に使用するほか、隣の施設ToBiOへも供給されています。
    さらに余った電気は電気事業者に売電します。
    発電規模は9,600kW、一般家庭約20,000軒分の電力に相当します。

サーマルリサイクル

サーマルリサイクル

浜松市西部清掃工場からの熱や蒸気をToBiO(水泳場)の温水プールに使用しています。
ごみを燃やした際に発生する「熱と蒸気」を使い、温水も効果的につくる事が可能になり、隣接する古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(ToBiO:トビオ)の温水プールにも使われており、1年中快適に水泳を楽しむことが可能になっています。

お問い合わせ

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見学申し込み

当清掃工場への見学は、以下の申請書にご記入し、FAXにてお送りください。

【一般・市民向け窓口】
浜松市西部清掃工場 「えこはま」事務局
FAX:053-440-5420
【行政視察・研究者向け窓口】
浜松市環境部廃棄物処理課
FAX:050-3385-8314